南部紫をイメージ!紫根染体験しよう!
南部町 学びどきとアートイズ 2021.07.24 南部氏が盛岡に築城してから、草木染めを多く産出していた南部地方。
なかでもムラサキは「南部紫」と呼ばれ、日本一の品質を誇ったといいます。
今回は、青森県の南部町にある体験型の学び舎『学びどき』とコラボして、南部紫をイメージした染め物にチャレンジ!
ムラサキという植物の根で染める「紫根染」と、紫の化学染料の2種類を用意してきました。
淡い紫色が出る紫根染、しっかりとした紫色が出る化学染料、参加者の皆様にはどちらの色を出したいかを選んでいただき、オリジナルの作品を作ってもらいたいと思います。
最初は説明です。
紫根染の紫根を見て、触って、匂いをかいで、観察してもらいました。
深い紫色の根である紫根、天然染料にはめずらしい油性の染料で、アルコールを用いて色を抽出します。
抽出後のぬれた紫根はとても独特の匂いがします。初めて見る紫根にみんな興味津々。
紫根染や、南部紫のことがわかったら、次は模様をつける作業です。
ピンポン玉、ビー玉、ペットボトルキャップ、輪ゴム、割り箸、タコ糸などを使用し、理想の模様