クライスター・パピアで絵本づくり


 

百石幼稚園(もも組)

2021.6.14


今年度のもも組さんのテーマは「にこにこ わくわく げんき!」です。

今回は、もも組さんがやったことのない初めての画法で、わくわくしてみんなを元気にするような絵本作りにチャレンジ!

その画法というのは「クライスター・パピア」です。

耐久性と装飾を兼ね備えた紙の加工法として、17世紀にドイツやイタリアで盛んにつくられ、その後ヨーロッパ各地、アメリカへと広がっていきました。

クライスターは糊、パピアは紙、その名の通り、色の着いた糊を塗り、紙を染め上げる画法です。

5月23日『はらぺこあおむし』などで有名な絵本作家、エリック・カールさんが天に召されました。

今回は追悼の意を込めて、エリック・カールさんのような切り絵絵本を制作しようと思います。

最初に、持ってきたエリック・カールさんの絵本の中から、先生がおすすめの絵本を読みました。

さぬき先生は『えをかくかくかく』

まどか先生は『ちいさなくも』です。

絵本を読み、いろいろな紙で作る切り絵のイメージをしてもらいます。

次に「クライスター・パピア」のやり方の説明です。

みんなお馴染みのでんぷん糊ですが、今回は接着材としてではなく、画材として使います。

糊と少量の水と絵の具を混ぜ、糊の絵の具をつくり、ハケで塗っていきます。

そこにいろいろな道具や指を使い模様を描いていきます。

今回は、紙の代わりに白色と銀色の段ボールを持ってきました。

みんな早くやってみたくてうずうず…

説明が終わったらさっそく制作スタートです!

透明プラコップの中で、糊と水と絵の具をハケでがんばって混ぜます。

コップの中で糊のかたまりの『ちいさなくも』を見つけました。

この『ちいさなくも』もしっかり混ぜて、糊の絵の具の完成!

みんな勢いよく、思い思いに塗っていきます。

ハケでぐりぐり、フォークでズズズ、ぬき型でスタンプ、指でぐねぐね、手のひらでベトッ!

リズミカルに勢いよく模様が出来上がっていきます。

硬い段ボールの上にぬるぬるベトベトの糊絵の具、感触もおもしろいようです。

ちがう色つくるー!

この色とこの色混ぜたーい!

みんな様々な色で糊の絵の具を作っていました。

最後にお外で乾かして絵本の材料は完成です。

この材料を加工して絵本にしてもいいし、そのまま背景として使用し、紙芝居にしてもいいかもしれません。

事前に制作してきた紙たちもプレゼントしました。

もも組さんで話し合って、これらの材料を使用し、作品を完成させてもらいます。

どんな「にこにこ わくわく げんき!」な絵本になるかとっても楽しみです。