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『中秋の名月 藍染めで☆お月見ハンカチをつくろう』


 

アートイズ in EDAUME まちの休憩所(旧 枝梅酒造)

2024.9.22(日)


『中秋の名月 藍染めで☆お月見ハンカチをつくろう』



令和6年度EDAUMEさんで6回目のアートイズです。

『中秋の名月 藍染めで☆お月見ハンカチをつくろう』というテーマで、黄色い大判ハンカチに絞りぞめや型染めをして満月みたいな模様のお月見ハンカチを作りました。


最初に、満月を印刷した紙に絵を描いてもらい「世界での月の模様の見え方」のお話をしました。

日本では「餅をつくウサギ」が有名ですが外国では「女性の横顔」「本を読むおばぁさん」「カニ」など様々です。

わたしは何かをうったえかけている『表情』にしか見えないのですが、皆さんは何に見えますか?

そのなんとも言えない表情が走っても走っても追いかけてくるので、昔から月が怖いのですが、皆さんうさぎなのでしょうか?

うさぎに見ることができたらファンシーでかわいくてすてきですね☆

モノの見え方は人によって様々です。

そこが面白いですね!


次に、佐貫先生による、長新太さんの絵本「つきよのキャベツくん」の読み聞かせ。

ちょびひげの大きなトンカツにみんなびっくり(笑)

ブキャッ!とするのでまだ読んでいない方はぜひぜひ☆


満月のイメージがわいた所で、染め方のレクチャー。

黄色い大判ハンカチの黄色部分を残すことによって満月が現れます。

今回は色々な大きさの球を用意してきました。

ゴムボール、ガチャカプセル、ピンポン玉、ビー玉、BB弾…

藍色に染まってほしくない部分にラップを被せて、ひもやゴムでしっかり絞ります。

割りばしを使ってギチギチに縛るやり方も!


今回のコツはいかにギチギチにしっかり絞るかです。

満月部分に染料が入らないようにしっかり絞りを施します。


一度水で濡らし、染料が染み込みやすくした後、藍染め液の中にどぼん!

1〜2分つけた後取り出し空気に触れさせ酸化させ、藍色にします。

今回は真夜中の満月を作りたいのでこの工程を2、3回繰り返しました。


その後水洗いしながら絞りを取っていきます。

どんな満月が出来上がるかな?


おっきな満月ができた子、おぼろ月ができた子、満月たくさんの夜空になった子、月と星空を作った子、みんなそれぞれ違ったオリジナルの満月が出来上がりました!


講師の自宅で育てている『藍』も持参し、生葉のたたき染めに挑戦したお友だちもいました。

藍って葉っぱだったのか!という気づきもあったり、染料のことを知ってもらえました。

折って染める折り染めで、星の形にチャレンジした子もいましたよ!


子どもたちの染め上がった作品を乾かしている光景は映画『幸福の黄色いハンカチ』のようで、とっても幸せな気持ちになりました。


暑さもだいぶ和らぎ、芸術日和なアートイズご参加いただきありがとうございました。



(※子どもゆめ基金助成をいただいて活動しています)


次回開催は10月13日(日)です☆

(お申込開始日は9月29日から先着順で受付いたします)






 

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